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梱包設計で輸送効率アップ!物流コストの削減に成功した事例とは

梱包設計で輸送の作業効率アップや物流コストの削減を図ろう!

梱包設計は製品の形状に合わせた包装を考えるだけでなく、製品の保護や持ち運びやすさなども追及して行うことが重要です。三和システムエンジニアリング株式会社では、お客様のニーズやお悩みに合わせた梱包設計の実績がございます。

こちらでは、作業の効率化や物流コストの削減の効果を上げている、梱包設計の事例をご紹介いたします。

梱包設計とは?

組み立てた段ボール

梱包設計とは、商品・製品を輸送・保管する際、特性を損なわないような梱包方法を考えることです。

梱包設計においては製品に合わせた形状を考えるだけでなく、以下の機能も持たせなければなりません。

  • 保護性:エンドユーザーの手元に届くまで、外的衝撃や温度変化から保護する
  • 利便性:持ち運びや取り出しのしやすさを考慮する
  • 快適性:内容に問題がないことや魅力を伝える、未使用で清潔なことを示す

これによって、製品を保護するだけにとどまらず、輸送費・保管費といったコストの削減にもつながります。

作業効率・物流コストの削減に成功した事例とは?

電卓を見せる人

三和システムエンジニアリング株式会社には、梱包設計に関してお客様の物流コスト削減に成功した事例が多数ございます。

事例1

  • お客様のご要望、お悩み

    「BtoC大物家電(マッサージチェア)の梱包がかさばる上に使い捨てで経済的ではないため、繰り返し使用できるようにしたい」

  • 三和システムエンジニアリング株式会社からの納品物

    外装ボックスパレット+アタッチメント

  • ご要望に対する具体的な提案内容

    複数機種がラインナップされていましたが、機種ごとに異なる梱包仕様で非効率でした。

    そこで機種ごとにアタッチメントを用いて外装を一つに統一することで、輸送・保管効率を高めることを提案いたしました。回収時や未使用時にはコンパクトに重ねられるため、省スペース化も期待できます。

    これは業界初のことで、メディアや新聞でも発表されました。

事例2

  • お客様のご要望、お悩み

    「金属製パレットでは、重量制限によって海上コンテナ輸送効率が低い。メンテナンス性が悪く補修が困難なため、一部破損でも再購入しなければならない」

  • 三和システムエンジニアリング株式会社からの納品物

    樹脂と紙を活かして軽量化したパレット

  • ご要望に対する具体的な提案内容

    海外拠点間に金属製パレットの導入を検討されていたので、樹脂+強化ダンボールの軽量なボックスパレットを提案いたしました。樹脂部は長期にわたり使用でき、強化ダンボール部のみ交換ができるため経済的です。折りたたみ(減容)性に優れ、回収・保管効率は金属製を上回っています。

お客様からは、海上コンテナにジャストサイズでショワリングが不要とのお声もいただきました。海上コンテナモジュールサイズで、バラ部材の輸送にも横展開されています。

事例3

  • お客様のご要望、お悩み

    「汎用容器を使用しており、物流の効率が悪い」

  • 三和システムエンジニアリング株式会社からの納品物

    外側専用容器と内側トレイ

  • ご要望に対する具体的な提案内容

    お客様の製品の形状と輸送インフラを考慮して、最高効率でバランスを維持できる専用容器を開発いたしました。専用容器ではありますが、複数機種ごとに内側トレイを設定することで複数機種の容器を統一しました。

事例4

  • お客様のご要望、お悩み

    「よくある木製パレットとダンボール、ダンボール間仕切りで1wayとして利用していた。初期投資がネックになっている」

  • 三和システムエンジニアリング株式会社からの納品物 (ハード)外装樹脂+強化ダンボールのボックスパレット、内装発泡ポリエチレン (ソフト)往復物流オペレーションと梱包材のメンテナンス作業請負(海外現地三方よしデポ)
  • ご要望に対する具体的な提案内容

    まず、外装樹脂+強化ダンボールのボックスパレット、内装発泡PE仕様を提案しましたが、やはり初期投資がネックでした。そこで採用したのが、当時としては画期的な「リカーリング式」です。投資は当社が負担し、お客様が使用した個数分のみ梱包材使用料を請求することで、初期投資のカットに成功しました。

    また、ハード(梱包材)のみならず、乙仲・輸送業者と組みソフト(オペレーション)も請け負うことをご提案しています。

    これまで異なる業者へ委託していた梱包材、トラック輸送、一時保管、輸出入などの諸業務を当社1社にまとめることで、品質・環境・コストの改善に成功いたしました。今回の取り組みにより、8割のコストダウンにつながったとのお話をいただいております。

    お客様が滋賀の企業であるこの仕組みを「3方よし(品質、環境、コスト)」と名付け、中国、ベトナムにおける業務でも採用していただきました。

製品保護や利便性・効率を追及する梱包設計は三和システムエンジニアリング株式会社へ!

梱包設計とは、製品の特徴や性質を維持するための最適な梱包方法を考えることを指します。製品の保護や持ち運びや取り出しのしやすさを考慮して、梱包設計を行うことが重要です。今回ご紹介した事例を参考にしていただき、梱包設計による作業の効率化・物流コストの削減を図ってみてはいかがでしょうか。

三和システムエンジニアリング株式会社では、お客様のニーズ・お悩みに合わせて最適な梱包設計を提案しております。

事例も多数ございます。お気軽にお問い合わせください。

電子部品工場などのFAシステムの開発・設計に関するコラム

梱包の重量物の軽量化設計をお考えの方は三和システムエンジニアリング株式会社まで

会社名三和システムエンジニアリング株式会社
代表取締役吉岡寿夫
設立1947年 (昭和22年) 9月 9日
資本金2,000万円
本社住所〒105-0011 東京都港区芝公園1丁目2−17 芝公園シティハイツ 507
TEL03-6432-0173
FAX03-6432-0174
住所:座間事業所〒252-0003 神奈川県座間市ひばりが丘5丁目31−4
TEL046-204-6661
FAX046-204-6618
役員代表取締役 吉岡寿夫
専務取締役 吉岡岳志
取締役 吉岡洋志
事業内容
  • FAシステムおよび機器の開発・設計・製作
  • SCMシステムおよび機器の開発・設計・製作・請負
  • 精密部品の受託加工および設計・製作
  • 保守・メンテサービス
取引銀行三菱UFJ銀行、みずほ銀行、城南信用金庫
従業員数9人
URLhttps://sanwa-se.co.jp/
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