物流倉庫内のアタッチメント設計はお任せ!カゴ台車の種類とピッキング作業について
物流倉庫のカゴ車移動を省力化するにはシステムの自動化が有効です。カゴ車とロボットの連結にはアタッチメントが不可欠であり、作業ごとに適切な方法は異なります。
また、物流倉庫・工場内で重要な業務の一つが、ピッキング作業です。ピッキング作業も自動化することで、生産性の向上が期待できます。こちらでは、カゴ台車とピッキングについて解説いたします。
カゴ台車の種類やサイズについてご紹介!
カゴ台車とは、格子状の構造体で、カゴの下に車輪がつけられた搬送用の台車のことです。カーゴテナー、コンビテナーと呼ばれることもあります。
カゴがついていることで荷物を高く積み込むことができ、一度に大量の荷物を安定的に搬送することが可能です。
種類
一口にカゴ台車といっても様々な種類があります。
- L字折りたたみタイプ:流通量が多い、使用しないときは折りたためる
- I字折りたたみタイプ:L字よりも保管効率が高く安定している
- ダブルゲートタイプ:扉が正面に上下2枚ついている
- 観音扉タイプ:扉が左右にある、背の高い・幅のある荷物も取り出しやすい
サイズ
カゴ台車には様々なサイズのものが存在します。比較的流通量が多いのは、以下の2タイプです。
- W1100×D800×H1700
- W850×D650×H1700
カゴ台車のメリット
カゴ台車を導入することには、以下のようなメリットがあります。
- 荷物を効率的に搬送できる
- 側面が格子状の柵で囲まれているため荷崩れしにくい
- 折りたたみ式の場合、未使用時にはスペース効率がよい
ロボット化のポイントはカゴ車のアタッチメント
物流倉庫・工場内の業務効率化には、自動化・ロボット化が効果的です。搬送系の物流ロボットであるAMRやAGVの導入のほか、導入時にはカゴ車と連結させるアタッチメントにも注目しなければなりません。カゴ車用のアタッチメントは作業内容や現場の状況などによって異なります。
三和システムエンジニアリング株式会社では、お客様の現場における課題を解決できるよう、アタッチメントの設計・製作に対応しております。アタッチメント設計・製作のご依頼をお考えの企業様は、三和システムエンジニアリング株式会社へぜひご相談ください。
ピッキングとは?
ピッキングとは、物流倉庫や工場において必要な製品や部品などを集める作業のことです。リストや注文書などで指定されているアイテムを収集し、次工程の担当者に流していきます。
物流倉庫や工場では絶えず荷物の搬送が行われており、必要な物を速やかに取り出すピッキングの作業は非常に重要です。倉庫や工場の規模に比例して施設内にある製品・部品も膨大な量となり、ピッキング作業の大変さは増します。
ピッキング作業の種類
ピッキング作業は、主に以下の2種類です。
- シングルピッキング:受注ごとにアイテムを集める
- トータルピッキング:複数の受注をまとめて、アイテムの種類ごとに集める
ピッキング作業の特徴
- 高度なスキルは求められない
- 速度と正確性が同時に求められる
- 一定以上の体力が求められる
ピッキングは高度なスキルを求められる作業ではありませんが、施設全体の作業を効率的に行うスピードは求められます。同時に正確性も求められ、1日中行っていると想像以上に大変な作業です。
ピッキングにおいて重要なこと
ピッキングにおいて求められるのが、集中力と正確性です。高度なスキルは求められませんが、一定以上の速度で間違えないように1日中続けるには、かなりの集中力を必要とします。
ピッキング作業の自動化で作業効率の向上を図ろう
ピッキング作業を自動化することで、作業が楽になり効率も上がります。ピッキング作業は高い集中力と一定以上の正確性や体力が必要となりますが、ロボットが得意とする作業でもあります。
物流ロボットは、正確性を保ったまま高いスピードで作業を続けられるため、ヒューマンエラーの削減や生産性の向上が期待できます。物流倉庫での作業効率化・生産性向上を図るために、物流ロボットの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
三和システムエンジニアリング株式会社では、長年にわたって培ってきたFAのノウハウを活かし、自動化を活用した改善提案が可能です。
物流倉庫の作業効率には自動化が不可欠!アタッチメント設計はお任せください
カゴ台車とはカゴの下に車輪がついた台車で、一度に大量のアイテムを運ぶことが可能です。搬送系ロボットと組み合わせることで、現場の作業が非常に楽に、そして効率的になります。物流倉庫や工場内で非常に重要な作業の一つであるピッキングは、人の手で行うと想像以上に集中力や体力が必要です。ピッキング作業を自動化することで、業務効率化や生産性が大きく向上することが見込めます。
三和システムエンジニアリング株式会社では、創業から70余年にわたる経験とノウハウを活かし、FAソリューションを融合した自動化・ロボット化による改善提案をワンストップで行っております。
物流倉庫内のFA・SCMシステム設計、アタッチメント設計は、三和システムエンジニアリング株式会社へぜひご依頼ください。
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会社名 | 三和システムエンジニアリング株式会社 |
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代表取締役 | 吉岡寿夫 |
設立 | 1947年 (昭和22年) 9月 9日 |
資本金 | 2,000万円 |
本社住所 | 〒105-0011 東京都港区芝公園1丁目2−17 芝公園シティハイツ 507 |
TEL | 03-6432-0173 |
FAX | 03-6432-0174 |
住所:座間事業所 | 〒252-0003 神奈川県座間市ひばりが丘5丁目31−4 |
TEL | 046-204-6661 |
FAX | 046-204-6618 |
役員 | 代表取締役 吉岡寿夫 専務取締役 吉岡岳志 取締役 吉岡洋志 |
事業内容 |
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取引銀行 | 三菱UFJ銀行、みずほ銀行、城南信用金庫 |
従業員数 | 9人 |
URL | https://sanwa-se.co.jp/ |